ニートにだけ役立つ就職活動|生活習慣とコミュ力で脱ニート作戦!

ニートの就職
著者:吉田 覚 引用元:働かないふたり

就活の失敗や心的ストレスなどでニートになってしまう人は、約60万人もいます。海外でもニート人口は日本以上に増加していますが、日本と違い「新卒至上主義」ではありません。日本では一度ニートになると抜け出しにくいのが現状です。
「就職したい」「相談したい」というニートのための就職活動ポイントをまとめてみました。

脱ニートのための就活3ステップ|生活習慣とコミュ力をまず改善

ニートから社会人になるためには、大きく3つのステップが必要です。少しずつ取り組んでみましょう。

step1 30代ニートでも大丈夫!日常生活を取り戻す

準備をする段階です。ニートで不規則になった生活習慣を働くリズムに合わせていきます。また外出する習慣を作って徐々に外の世界に慣らしていきます

ニート歴半年~1年くらいの短い人なら1週間~1か月もあれば十分この段階をクリアできます。ニート歴2年~10年くらいになると外での距離感の掴み方などを忘れている場合もあるので、じっくり時間をかけて徐々に慣らします。30代ニート、40代ニートなど年齢が上がる場合も同様で、焦らず時間をかけて慣らしましょう。焦りは禁物!30代ニートでも大丈夫です。

step2 一人じゃ無理!相談できる味方を増やそう!

就職するためには履歴書や面接対策だけでなく社会人の礼儀など様々な要素がありますが、ニートから自力で就職するのは難しいです。手伝ってもらう味方を作ります。サポートしてくれるサービスはたくさんあるので、気になるものを使ってみましょう。

step3 失敗を恐れず根気強く就職・転職活動!

ここから先は一般的な就活と同じです。求人応募、書類審査、面接を繰り返していきます。受からないと、自身を否定されたようにとらえがちですが、会社が求めている人材像と違っただけです。あまりガッカリしすぎず練習のつもりで応募し続ける事が大切です。

テレビとゲームは日のある時間に。不規則な生活サイクルの戻す

ニートは、生活が夜型になりがちです。就活をするために昼型の生活サイクルに直しましょう。夜更かしの原因は、楽しいことが夜に多いからで、バラエティ番組、オンラインゲームのイベントも夜遅い時間にやっています。

ネットの回線も夜の方が安定して速度も早いです。そういった夜間の「楽しいこと」を優先して夜型になっていくのです。

ただ、就活の準備のために、無理に楽しい趣味をやめる必要はありません。夜にしていたことを昼間にするように心がけましょう。

今みているテレビ番組は、全て予約録画の設定をして、いつでも見れる環境をつくります。ゲームは夕方や夜早めの時間にするようにしてみましょう。少し工夫するだけで昼型に戻ります。

夜型から昼型に戻す最初の1日目の過ごし方

朝から夜まで外出をして寝ずに過ごすと移行しやすいです。外出する目的は漫画やゲームの購入、パソコン屋めぐり、聖地巡礼など興味があるものなら何でも良いです。

また、生活サイクルを戻すためのアプリを使う方法もあります。毎日の起床時間、食事時間、趣味の時間、就寝時間など、様々な項目を設定することができるので、生活サイクルを立て直しやすくなります。

おすすめのアプリは、Androidでは「ライフタイマー2.0」、iphoneでは「ルーチンチャイムLITE」です、インストールして使ってみてください。

夜、暇でテレビをつけてしまうと、ダラダラみてしまいがち。遅い時間になったら布団の上で、求人誌や資格の本を読んでみましょう。飽きたころには眠くなるので、そのまま朝まで寝てしまいます。少しずつでも就活の知識も増えるので一石二鳥です。

外に出よう!周囲の目は気にしなくて大丈夫

昼間に外に出るとニートだとばれ、ひと目が気になるという意見も聞きます。それは気にし過ぎで、昼間でも外を歩いている人が沢山います。まわりは他人を気にしていないものです。仮に注目をあびる格好をしていてもすぐ忘れてしまいます。安心して外出してみましょう。

久しぶりに外に出るとき、服装や髪型が気になったりするかもしれません。最初からオシャレな服屋さんや美容室に行くのは敷居が高いので、1000円カット、床屋で髪を切り、服はユニクロなどの量販店でマネキンが着ている服をマネして買うと失敗は少ないです。

外にでる理由は散髪や買い物、図書館や本屋など、どこでも良いので外に出て、慣れてきたら時間を少しづつ伸ばして習慣づけていきましょう。大人になってから公園や河川敷などを散歩してみると気持ち良いものですよ。まずは1日のうち外出する時間を決めて、毎日少しずつトレーニングすると効果的です。

人と話をしよう!毎日が面接の練習なのだ

人と話さない期間が長くなると、声を出すこと自体が億劫になります。会話をするのが難しくなるので、毎日人と話す時間を作りましょう。両親や友人とちょっとづつ長く話せるようにして、徐々に知らない人とも話せるように慣らしていくといいですね。

LINE、スカイプ、Facebookなどを使うと、ほぼ無料で電話をすることができます。便利なツールを使って誰かと会話をする機会を作ってみましょう。

また、外出すると人と話す機会は、意外とたくさんあります。最初はコンビニの店員さんが敷居が低くてよいです。唐揚げなど、口に出して注文するものを頼んでみましょう。短い会話ですが、スムーズに注文できれば少しずつ自信になっていきます。

ある程度慣れたら、美容室やマッサージ店など会話で接客をしてくれる店で試してみます。思ったことを言葉にする、相手が話したことを理解して答えるという会話のリズムや呼吸がつかめてきたらこの段階もクリアです。

ある程度会話ができるようになったらスポット(短期)のアルバイトにチャレンジして、働ける準備をすすめてみましょう。

脱ニートの味方になってくれる就活サービス一覧

日本の就職、転職市場はニートに厳しく、自分の力だけでニート生活を脱出するのはとても難しいです。相談したり、求人を探したり、履歴書・面接対策を教えてくれる協力者が必要です。

脱ニートに協力をしてくれるサービスはいくつかあり、メリットデメリットをまとめてみました。

転職エージェント(人材サービス会社)1人ひとりに担当がつく

登録後に、担当がつき就職や転職のサポートをしてくれます。悩みごとの相談、その人に合った求人の紹介、履歴書や面接指導を一緒に考えてくれます。利用料金は無料なので気軽に相談できるのがメリットです。

また、転職エージェントは就職活動のプロなので、どうすれば内定がとれるのかをよく熟知しています。最近はフリーター・ニート専門にしている転職エージェント会社もでてきていて高い内定率と結果をだしている会社もあります。気になる方はチェックしてみてください。

サポステ|カウンセリングや生活サポート・職場実習が受けられる

「地域若者サポートステーション」という国のニート支援事業です。研修や実習を体験することができます。求人の紹介はなく、サポステを修了後は自分で仕事を探すか、他のサービスを利用することになります。

サポステのサービス内容は様々で、国から委託を受けたNPO法人によって内容が異なります。中には有料で職場実習と称した労働を課す所もあるので気を付けましょう。60万円という大金を払った挙句、なかば強制的に働かされたという事例あったので、どんなことをするのか確認してから利用してください。

ハローワーク|求人の数は随一

全国に約600ヶ所の相談窓口がある職業紹介所です。地元の中小企業の求人が多数掲載されています。また「わかものハローワーク」などの若年者向けサービスでは未経験求人も比較的多いです。

ハローワークでは一般の転職と同じ相談員が対応しますが、ハロワの相談員は期間雇用(フリーター)なので、就活のプロではありません。他のサービスなどと比べると、優秀な相談員が少ない傾向にあります。

まとめ

ニート生活を脱出して、正社員に就職するには生活サイクルの見直しと、人との会話、就活の味方を見つけることがカギになります。

ニートから正社員になるには、専門の転職エージェントは強力な味方になってくれます。特にジェイックでは、無料で2週間の営業研修をしてくれ、ビジネスシーンで活躍できるスキルを身につけられて、未経験者向けの企業も紹介してくれます。ビジネススキルに自信がない方は、思い切って利用していると良いでしょう。

参考URL・参考資料
"60万円払って無給労働"が国の就労支援?ブラックすぎるサポステの信じられない実態
「ニート」数推移をグラフ化してみる
ひきこもり大学