パソナキャリアを直撃取材!20代で転職成功・失敗する人の特徴をエージェントにインタビューしました

パソナキャリア取材2011年

大手人材紹介会社のパソナキャリアにうかがい、第二新卒など若手人材の転職希望者の特徴や転職理由、転職成功・失敗する人の傾向などを聞いてみました。勤務経験の短い方の転職は厳しい現状があるようです。

転職成功させるためには、ふだんの仕事からPDCAを回すことが大事とのことでした。

⇒ パソナキャリアの評判や特徴のまとめをみる

【20代の転職事情】ニーズと合わず、厳しい状況

パソナキャリアの転職エージェント金井さん

28歳以下を担当するパソナキャリアの転職エージェント、金井さんに取材してきました。20代の転職事情や、転職で気をつけるポイント、アドバイスをうかがいました。

登録される若い世代の方に特徴などはありますか? 転職理由としてはどんなものがあるのでしょうか?

金井 28歳以下の若手の場合「仕事が大変だから」という理由が多くて、前向きな理由で転職活動している人は少ないですね。

中小企業の営業で頑張っているけど先が見えなくて...という理由の人も多いです。

なるほど。仕事についていけなくなって他の企業を探しているのですね。
転職希望者のスキルはどうでしょうか?

金井 スキルとしては基本的に厳しいです。今の転職市況にはそぐいません。

人材紹介会社が転職を橋渡しする流れができて、今の買い手市場では「即戦力」にニーズが集まっています

早くに仕事を辞めて経験値の少ない人は即戦力になれないので、余計難しい状況になっています。

なかなか厳しい状況ですね。
面談に来られる方は、どういった企業を求めていますか?

金井 面談にくる方は大手思考、安定志向の人が多いです。ただ、実力と希望企業のギャップが大きいですね。

そのことは面談で話すのですが、話を聞いても「それでも受けたい」という方はいますね。その場合は受けてもらうしかないのですが......

若手人材の転職は厳しいですか?

金井 勤務経験の少ない人は厳しいですね。

未経験でも大丈夫な営業部門もありますが、受けに来る人のスキルが高いので競争率が高くなっています。

求人企業の敷居は低いけど、受けにくる人のレベルが高いんですね。
転職希望者の方は、面談をすることで転職に対する考えや意識に変化はでてきますか?

金井 それは面談に来た方が、どれだけ信頼を寄せてくれたかで変わってきます。転職エージェントが表面的なことしか言わないと信頼されませんね。本音でぶつからないとダメです。

信頼を得るために必要なことは何があると思いますか?

金井 転職エージェントは知識武装、理論武装が必要だと思います。転職エージェントだからこそ知っている情報を提供します。

転職エージェントという業界全体をみると、長い経験・知識をもっている人が少ないのは課題の一つだと思います。

ここがポイント
  • ・若手の転職理由は前向きじゃないことが多い
  • ・世の中は即戦力を求めているが、若手は即戦力になりにくいので、転職が厳しい

【20代ができていないポイント】職務経歴書上、面接上でもPDCAを説明できるかどうかが鍵

パソナキャリア取材
金井さんは、28歳以下の若手人材を担当されていますが、転職サポートの必要度はどのくらいのウエイトを占めていますか?

金井 正直なところ、職務経歴書も面接もフルサポートが必要な場合がほとんどです。

まず、書類選考の段階でなかなか通らないのですが、手を入れないとほとんど通過できないですね。

どういったところがダメなのでしょうか?

金井 28歳以下の場合の話ですが、男性の方が厳しい傾向があります。男性は経験を積まないとうまく話せないことが多いです。

自分の仕事に対するPDCAを意識して結果を残している人が少ないです。与えられた仕事を考えずに行っているため、自分の仕事について説明できない状況をよくみます。

逆に女性はすごいですね。MRなどの分野も女性の方が強いです。

それは、男性の私からすると残念な結果ですね。
自分のしてきた成果を企業にアピールできないのはかなり不利だと思いますが、なぜアピールできないのか、もう少し具体的に教えていただけますか?

金井 営業の例をあげると、面接では実積を話すだけではなく、戦略をもって話せないといけません。

行った仕事に対して成果を出すためにとった行動、どういう流れで仕事をしていったのかを話せないとダメです。

転職先の企業で今の仕事を再現できるかどうか、これを説明できません。

言われたことをやっているだけで自分で考えて行動している人は少ないですよね。
説明できるようにするにはどうすればよいでしょうか?

金井 無意識で働いている人を面談などでサポートしても、表面的なところだけで踏み込んだ質問されると答えられません。どうしても時間がかかりますね。

転職するためには前職の成功事例を再現しなければいけません。職務経歴書と面接で成果を出すためにとった行動、どういう流れで仕事をしていったのかを説明できるかどうかが重要です。

企業の人事がみているのは、具体的にどういう実積・成功事例があって、それを営業スタイル・営業方法で実践しているのかです。そして「自社でも活かせる!」と思ったら採用されます。

採用企業に業務で心がけているPDCAを説明できるかどうかが大切なのですね。
面談などでPDCA部分をサポートするのは、どのくらいかかりますか?

金井 基本的には書類選考が通過した段階から始めます。

1回の対策で決まる人は少ないので、2回から3回はサポート指導をしています。少しずつよくなっていきます。

ここがポイント
  • ・20代の男性は自分の仕事についてしゃべれない傾向がある
  • ・面接では、実績だけでなく戦略も話せなければならない
  • ・面接では、成功事例を転職先でも再現できることを説明できなければならない

【転職に成功する人・失敗する人の特徴】成功する人は転職エージェントを使いこなす

転職に成功する人はどういった特徴がありますか?

金井 転職がうまくいっている人は、転職を成功するためにどうすればいいかという情報をいっぱいもっている人です。

失敗する人は、他を考えることもしない短絡的な思考の人ですね。
例えば人材紹介会社だったら「パソナキャリアだけ!もう他はみない!」という人です。

転職に成功する人が色んなことを知っているというのは具体的にどういったことがありますか?

金井 メディカル業界を例にあげると、スキルをもっている人・マーケティングをやっている人は常に多数の紹介会社を使っていますね。

そんなに転職を急いでいなくて現職を続けながら転職活動をする中長期的な姿勢で転職活動しています。いい情報をしっかりキャッチする力を持っていますね。

なるほど。しっかりと情報収集できる人が転職に成功しているのですね。
転職エージェントとの接し方は、どんな感じでしょうか?

人材紹介会社について、ある程度「こういうところ」と割り切って活用している人がうまくいっています。

転職エージェントを手足のように使ったほうがよいということですか?

そう、その通りです。ある意味賢い使い方だと思います。

担当になった転職エージェントの方と合わないなと感じたら担当の変更をお願いするのもありだと思います。

転職エージェントの方は困りますけどね(笑)

それでは、転職に失敗する方は他にどんな特徴がありますか?

転職エージェントと変に距離をとってしまう人は難しいですね。気軽に連絡してほしいですね。

ここがポイント
  • ・転職に成功する人は、転職エージェントを複数利用するなど、情報収集がうまい人
  • ・転職に失敗する人は、短絡的な思考だったり、エージェントに壁を作ったりしてしまう人

パソナキャリアを取材して感じたこと


20代の転職サポートをしている転職エージェントの方に若手人材の転職事情を教えていただきました。

採用企業には、前職で経験してきた成功例を再現できると、しっかり伝えられる力が必要です。

しかし、20代の社会人は目的意識が低く、漠然と会社で働いているため、転職エージェントのサポートが重要なウエイトを占めていることが分かりました。

転職に成功している人と失敗している人の特徴では、積極的に動いて転職エージェントとコンタクトを密にとれる人が転職成功の確率をぐんと上げていることを教えてもらいました。

企業が求める人材は「育てる方針」から「即戦力」にかわっていることを知らなければなりません。

しっかりと自分のしてきたことをアピールできないと採用してくれないわけです。

転職エージェントは業界の情報収集力と、面談や職務経歴書のポイントを熟知しています。学べるところを貪欲に吸収し、活用してほしいですね。

パソナキャリア金井さんからのメッセージ

パソナキャリアの転職エージェント金井さん

「転職するべきなんだろうか?」そこからの相談でもいいと思います。

パソナキャリアではプレミアムサービスを作っていて、手ぶらで相談、全員に書類作成・面接指導というプランも用意しています。

「今の仕事について考えてみて、転職の必要がなければそれでいいですよ」というスタンスです。

気軽に受けていただけたらと思います。

パソナキャリアの所在地

住所:パソナグループ本部ビル7階 ※2017年5月8日に人材紹介事業部は移転しました。建物名称は「日本ビルヂング」
〒100-8228 東京都千代田区大手町2-6-2

※投稿日:2011年8月24日 更新:2017年5月9日