大手転職エージェントの退会方法を解説!メールの例文・再登録の方法も紹介

転職サイトからの退会

「転職活動が成功して内定をもらった」「やっぱり今の会社に留まりたいので、転職活動を終了したい」「転職エージェントを通して入りたい企業に内定をもらったけど、他のエージェントになんて言えばいいんだろう」など、様々な理由から転職エージェントのサービスを終了、退会したい場合があるかと思います。
また、退会すると登録した個人情報はどうなるのか不安ですよね。

ここでは、大手11社の具体的な退会方法や、再登録の方法を現役転職エージェントに解説してもらいました。また、個人情報などの気になる点はQ&A方式で質問しています

転職エージェントの退会は非常に簡単。「電話や対面でエージェントに直接伝えるのは......」という方にも、メールや退会フォームが用意されているところもあります。転職エージェントの利用は無料なので、途中退会でも支払いは発生しません。

こちらの記事を読めば、退会についての心配は解決できると思います。

(投稿日:2017年4月13日)


退会方法はメール・退会フォーム・電話│正直に話してスムーズに解約

スマホ・パソコン・メモ帳

転職エージェント側に事実を説明すれば、スムーズに転職エージェント側も理解して退会になるケースがほとんどです。基本的にメール・電話・退会フォームを使ってスムーズに解約できます。

どのように伝えるのかというと、基本はビジネスでのやり取りと同じです。

メールや電話であれば、
・退会することになった理由
・お世話になったことへの感謝(あるいは期待に応えられなかったことを謝る)

を含めて体裁を整えれば問題ありません。

転職エージェントを退会するときのメール例文

メールの例文をご紹介します。

「この度、貴社とは別の人材紹介会社様を経由して内定をいただきました。そのため転職活動を終了させていただくこととなり、ご連絡差し上げました。

○○様には非常に親身になってご相談に乗っていただき、感謝申し上げます。 (または「○○様のご期待に応えることができず、申し訳ございませんでした。」)

末筆ながら、○○様の益々のご活躍をお祈りいたしております。」

距離感が近ければここまで改まる必要はありませんが、また利用する可能性のあるサービスなので、できるだけ悪い印象を与えずに退会しましょう。

電話で退会するとき

伝える内容はメールと同じでかまいません。

電話の場合は深掘りされる可能性があるため、対応が心配な方は「○○さんと面談し、現職の良さに気づかせていただきました」という退会理由にすればよいと思います。

ただ、何度も言うように事実を伝えれば問題ありません。

例外:一次面接での辞退は基本NG 選考終盤での退会は引き止められる可能性あり

例外的に強く引き留めに合うのは、その転職エージェント経由で最終面接段階や内定段階にあるときに、サービス停止の依頼・ドタキャンをした場合です。また、転職エージェントと企業との間には、『面接を自己都合で辞退することは認めない』というルールがあります。

転職エージェントからすると、「もう少しで売上・利益をあげることができる」という状態。
また、クライアント企業からは厳しく説明責任を追及されるため、あなたに対してサービスを停止する理由や背景の詳細説明を求めてきたり、転職活動の継続を強く勧めたりしてくる可能性があります。

しかし、面接辞退が禁止されているのは一次面接での話がほとんどで、二次面接以降の辞退であればルール違反とはなりません。いずれにしても、企業と転職エージェント間の関係性やルールを守ることも、利用者として大切なことです。まずは、辞退したい旨をエージェントに伝え、辞退を企業に伝えるタイミングはエージェントと相談して決めましょう。

そのほかの対策としては、事前に情報提供(他転職エージェントでの内定を保持している/現職に残る可能性もある等)をしておくことがベストです。それが何らかの理由でできていない場合は包み隠さず、事実をしっかり説明をされることが良いでしょう。

選考を受けている状態なのであれば、突然退会をするのではなく辞退する旨を伝えてから、退会の相談・手続きをしましょう。企業やエージェントの迷惑となるドタキャンだけは、社会人としても避けるべきです。

「そこまでするのは、めんどくさい」というのが正直な気持ちだと思います。しかし、仮に数か月後や数年後に再度転職活動をしたいとき、転職エージェントにお世話になる可能性を考えると、いい加減な形で終わらせない方がご自身のためとなります。

中には急に連絡が取れなくなる方や、ありがちな「親族の不幸があり転職活動を辞めざるを得なくなりました」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、やめておくことをおすすめします。

ここがポイント
  • ・基本的には、退会する理由をそのまま伝えればスムーズに退会できる
  • ・また利用する可能性を考え、いい加減な形で終わらせないようにする
  • ・転職エージェントに、別の転職エージェントを利用していることや選考状況などの情報共有をしておく

大手11社の退会方法をまとめてご紹介

カラフルな色鉛筆

ほぼすべての場合、電話・メールで担当エージェントに退会の旨を伝えることで退会できますが、退会フォームの有無などで、転職エージェントによって退会方法の選択肢が異なります。
大手11社の退会方法をまとめましたので、ご確認ください。

リクルートエージェント DODA JACrecruitment
マイナビエージェント パソナキャリア ワークポート
Spring(アデコ) type転職エージェント ランスタッド
アイデムスマートエージェント エンエージェント

リクルートエージェント

以下のリンク先の退会フォームにしたがっていくと退会できます。
⇒ リクルートエージェント キャンセルの手続き

DODA(パーソルキャリア)

以下のリンク先の手順を踏んでいくと退会できます。
⇒ DODA 退会(登録解除)方法を教えてください。

JACリクルートメント

担当コンサルタントか、専用メールアドレスにメールを送ることで退会することができます。
⇒ JAC recruitment よくある質問

マイナビエージェント

マイナビはQ&Aページに退会方法が記載されています。すでに面談した方はキャリアアドバイザーに連絡し、退会・個人情報の削除の旨を伝えましょう。
まだ面談をしていない方は、リンク先の指示にしたがいます。記載された項目をメールにコピペして記入し、メールアドレスに送信。個人情報を削除したい場合はメールにその旨を記載しましょう。
⇒ マイナビエージェント 退会方法について

パソナキャリア

以下リンク先から抜粋すると、"担当キャリアアドバイザー、もしくは登録完了時にパソナキャリアより送信したメールアカウントに返信する形でサービス終了の旨をお知らせください。"とのこと。
⇒ パソナキャリア 個人情報に関する質問

ワークポート

フォームはなく、Q&Aにも回答はありませんでした。直接担当のコンシェルジュにメール・電話で報告すればよいでしょう。

Spring転職エージェント(アデコ)

転職支援サービス利用者向けの登録削除依頼フォームがあります。こちらから削除を申請すれば、実質退会したことになります。
⇒ Spring転職エージェント(アデコ) 登録削除依頼フォーム

type転職エージェント

ウェブサイトのマイページにログインし、メニューリストの最下段にある「サービスの退会」から退会することができます。
⇒ type転職エージェント サービスから退会したい

ランスタッド

ログイン後のマイページのメニュー内から退会できます。退会後に個人情報はすべて削除・廃棄するとのこと。

アイデムスマートエージェント

ホームページの「よくある質問」で、「ご連絡いただければ、登録解除も可能です。」と記載がありました。専用フォームはありませんが、直接メール・電話すれば退会できます。
⇒ アイデムスマートエージェント 登録【申込】に関して

エンエージェント

退会についての記載はみられませんでした。担当になったエージェントに直接連絡を取って退会しましょう。

ここがポイント
  • 上記以外の人材紹介会社の退会方法は、ホームページの「よくある質問」に記載があることが多いです。気にある方はチェックしてみましょう。

Q&A│個人情報・再登録・退会理由などの疑問を解決

転職エージェント男女

「退会すると個人情報ってどうなるの?」「他のエージェントにもどの会社から内定をもらったか報告すべき?」「再登録はできる?」
など、退会するときの疑問に答えています。

退会すると個人情報は消える?

退会時に、個人情報を削除するか選択できることがあります。そもそもなぜ選択できるのかというと、個人情報を残しておけば再びエージェントを利用するとき、登録していた情報を呼び起こしてスムーズに活動再開できるからです。

「二度と利用しない!」という確信があれば、削除してしましょう。また、削除しなくても、職務経歴書等の個人情報については、(余程、情報管理にずさんな企業でない限り)システム上に保管されているため外部に漏れないようになっています

個人情報がどうなったのか、人材紹介会社のウェブサイトに記載がない場合は、人材紹介会社や担当のエージェントに直接問い合わせてみましょう。

また、企業によっては退会することによって個人情報をすべて消去してしまうところもあります。

「情報だけは継続して得ておきたい」という場合はそのままスカウトサービスのみ継続という形も可能です。スカウトメール等のメールサービスを利用される方も多いと思いますが、ご自身でサイトやアプリ上から停止判断をできる場合が多いです。

もう一度転職したいときや利用期限が切れたときは、再登録できる?

可能です。

会社によってはサポート期間が3ヶ月と定められているところもありますが、期間が過ぎても再申請すればすぐにまた利用することができます

リクルートエージェントに問い合わせたところ、そのような意味の回答が届きました。
同様にDODAにも問い合わせたところ、次のような答えでした。「2~3ヶ月を目安に求人に応募する意志がなければ、担当を外れることもある。ただ、担当キャリアアドバイザーに相談すれば継続の可能性もある」とのこと。利用者のやる気と、転職エージェント次第ということでした。

リクルートからのメール
(リクルートからの返信)
DODAからのメール
(DODAからの返信)

途中で退会しても大丈夫? 怒られたりしない?

ほとんどの場合、転職エージェントは「仕方ない」という気持ちです。面接が入る前であれば、特に悪い印象を抱きません。

ただ、本ページの「例外:選考終盤での退会は引き止められる可能性あり」で書いたように、内定をもらえるところで突然退会するとおっしゃられると、企業様に迷惑をかけることになります。

ですので、他人材紹介会社の選考状況を共有させていただきたいです。企業様にもどのような状態なのか事前に伝えることができるので、選考を辞退されても納得してもらえます。

「エージェントのことなんて知らない」という方もいるかと思いますが、他社で内定をもらったことで交渉材料ができるため、年収を当初の提示よりも引き上げてもらえる可能性が高まります

退会時は、本当の理由を伝えたほうがいい?

事実ベースでの報告をしましょう

これも「例外:選考終盤での退会は引き止められる可能性あり」に記載しましたが、退会する理由に「親族の不幸」などよくある嘘をつくのはおすすめできません。

転職活動に影響するような困ったことがあれば、それをエージェントに相談してからの退会でも遅くはないと思います。

他社や個人で内定をもらったとき、どの会社に決まったか報告すべき?

報告しなくてもよいです。エージェントから聞かれた場合も、「希望通りの会社」「渋谷区にある会社」などぼやかして伝えればよいです。

転職活動中だけど、エージェントに求人を紹介してもらえなくなった。退会するタイミングなのか?

紹介する求人がなくなったということなので、また求人のストックができるまでは、一旦その人材紹介会社での転職活動をストップしましょう。その会社をまた利用するつもりなのであれば、個人情報は削除せずに退会がおすすめです。

その間に別の人材紹介会社を利用しましょう。

ここがポイント
  • ・退会後、個人情報を消すかどうか選べるときもある
  • ・転職エージェントは退会後すぐに利用してもよい
  • ・退会理由は事実ベースで報告する

転職エージェントが合わない・サポートがないという理由で退会する方へ│エージェントは一長一短

電話応対する男性

転職エージェントになんらかの不満があって解約する方もいらっしゃるでしょう。たとえば「転職エージェントの対応が不満だった」「受けたい求人がなかった」などがあると思います。

しかし、そこから「転職エージェントを使わない」という選択をするのは早すぎます。なぜなら、転職エージェントにはそれぞれ長所と短所があるからです。

担当者を変更するか、個性の異なる会社を使ってみよう

転職エージェントの対応がいまいち、という場合は担当を変えるのも手です。こちらも企業によっては申し込みフォームがあるので、直接伝えづらい場合は利用しましょう。

また、JACリクルートメントのようにエージェントが求人ごとに担当している会社もあります。つまり複数の転職エージェントが担当してくれます

もし受けたい求人がないのであれば、受けたい業界に特化した人材紹介会社に登録してみましょう。たとえばアパレルならクリーデンス、コンサルならアクシスコンサルティングが特化しています。

マイナビエージェントパソナキャリアは最大手と比べて求人数が少ない分親身に対応してくれる可能性が高いです。

利用者からのアドバイス│複数の転職エージェントを併用しよう

当サイトでは、転職エージェントを利用した方の口コミを集めています。

口コミには、これから転職エージェントを利用する方へのアドバイスを書いていただいているのですが、そこで多いアドバイスが「転職エージェント複数を併用すること」です。

実際にあった口コミをご紹介します。

20代女性満足度高い複数の転職エージェントを利用することをお勧めします。紹介求人の数が広がるのはもちろんのこと、転職活動は孤独なので、相談相手が複数いた方が様々なアドバイスを得ることができるので良いと思います。(20代後半/女性/マーケティング)
口コミの詳細

40代男性うれしい転職エージェントによって、対応の仕方はまちまちだと思います。また、転職エージェントでも担当者によって違うかもしれません。私は、DODAで成功したのでDODAをおすすめしますが、多くのエージェントに登録してその中で自分の転職に合ったエージェントに絞るのが良いかもしれません。(40代後半/男性/電気保証)
口コミの詳細

20代女性うれしいはじめは複数社登録した方がよいと思います。転職エージェントから渡される求人は似たりよったりかもしれませんがエージェントとの相性が一番大切なので。また大手中小にこだわらず登録すると思いもよらない求人に出会えることもあるのでおすすめです。(20代後半/女性/システムインテグレータ)
口コミの詳細

複数利用することで、その会社にしかない求人や多くの情報を得られることなどメリットがあります。転職すると決断した方であれば、ぜひ複数社の併用をおすすめします。

転職成功者の6割が2社以上を利用している

当サイトで集めた口コミで、転職に成功した173件をみてみると、転職成功者が利用した人材紹介会社の割合は、2社以上の方が6割を超えているという結果が出ました。
1社:38.7% 2社:27.7% 3社:17.9% 4社以上:15.6%

転職成功者のエージェント利用社数

もし一社で転職エージェントの印象を決めているとしたら、もったいないです。もう一社利用してみてはいかがでしょうか。

ここがポイント
  • ・合わないと思ったら担当者を変えてみる
  • ・転職エージェントの個性は一長一短なので、複数社利用して自分に合うもので活動してみる
  • ・転職エージェントを利用して転職成功した方の6割以上が2社以上の人材紹介会社を使っている