1000人以上を転職支援したtype転職エージェント山浦さんにエンジニア求人やサポートに関する質問をしてきました
2019年09月06日
最新!2021年1月の転職情報│転職成功のためにしっかり準備をしておきましょう!
パーソルキャリアが12/21に発表した転職求人倍率は1.79倍と先月から0.14pt上昇しました。1.7倍を超えるのは5月以来で、先月より上昇率が高く回復の兆しを見せています。
一方、有効求人倍率は前月に比べて0.01pt増の1.04倍と横這い。企業は人材をしっかりと見極めにきています。書類添削や面接対策の準備が転職成功のカギとなるでしょう。
転職サポートの手厚さに定評のある
type転職エージェント と他2社ほど人材紹介会社に登録して、相性の良い転職エージェントに相談するのをおすすめしています。type転職エージェントはIT系の求人案件に強みをもっており、ひとり辺りに紹介する求人数がとても多く、高い評価を得ています。
今回は、type転職エージェントのサポート体制や実績の詳細を、転職エージェントの山浦さんに伺いました。その他にも、転職に必要なことは視野を広げたバランス感覚、といった転職成功される方の特徴や求人の傾向についてもお話いただきました。
この記事の目次
【特徴】得意領域に分けたチーム構成で分野に特化したサポート
- type転職エージェントの特徴を教えて下さい
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エンジニアチーム・ITチームという形でチームを組んでいまして、その中でもそれぞれ強みがあります。例えば、ITの営業職に強い・Webのクリエイターに強い・コンサルタントに強い、といったような得意分野があるので強みを生かしたチームを構成しています。
- チームの平均人数は何人ですか?
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大体10人です。その中で、インフラチーム・Webチームなどに分けています。お互いの得意領域があるので、多いということはありません。
- エンジニア系に強いと言えば、男性のアドバイザーが多い、というイメージがありますが、女性の方もいらっしゃいますか?
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女性のアドバイザーも半数ぐらいいます。女性のエンジニアの方もいらっしゃいますので、女性だから相談できるというところもあります。

- ・強みを活かしたチーム構成で分野にわけてサポート
- ・女性アドバイザーも在職しているため、女性も利用しやすい
【求人傾向】求められているのは求人条件に書かれている以外のセンスや能力!求人数は増加傾向
- 求人を出す企業の増減はどうですか?
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企業からの求人は増えています。リーマンショックで下がった分が戻ってきています。中途採用を増やしている企業もあります。
- 求人企業が求める人材とはどんな人材でしょうか?
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全ての企業に当てはまるわけではありませんが、コミュニケーション能力など求人条件に書かれていないような、センスや能力を求めているところがありますね。「こういう質問に対して、こういう風に答えられる人が欲しい」という企業があります。ただ普通に求人広告を見ているだけではわからない部分ですね。
- 年収・やりがい・将来性など色々な転職理由があると思いますが、その辺を幅広く考えた求人選びをした方がいいのでしょうか?
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『年収を上げたい。年収を100万上げないと転職しない』とこだわりを持っている方でも、最初の給与にだけとらわれるのではなく、その後の年収の上がり方や退職金を考えることで、希望額を叶えることができます。
次に、こういう経験をしたいなと思っている考えが、時代の流れとして、必ずしも可能であるとは限らないので、こだわり過ぎてしまうと転職を失敗してしまう要因ともなります。
視野を広げて情報を見て、その中から取捨選択するのが重要となります。難しいかもしれませんが、相談いただければ、いくらでもアドバイスできます。まず、視野を広げるということをしていただきたいですね。
【登録者・求職者の特徴】転職成功者の多くは広い視野をもっている人
- 求人を出される企業は増えているそうですが、求職者の増減はどうですか?
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登録者自体は、横ばいか少し増えていますね。
- 面談に来られる方は、どういういった方がいらっしゃいますか?
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皆さん漠然とした理由はあるそうですが、今後のキャリアプランに関しては「考え方がわからない」という方が多いですね。例えば、今の会社に不安を感じて、「このまま、どうなっていくのか」と考えてはいるのですが、どうしたらいいかという解はないのですね。
『すみません...。わからなくて何も考えていないのです。』とおっしゃる方が多いです。よくあることなのですが、本人はただ考え方がわからないだけで、言っていることを順番に並べるだけで答えが出たりもします。そこを知らない方が多いですね。
Web上の情報に踊らされてしまう方とかだと、何業界が熱いなどといって深く考えず転職されてしまう方もいますね。その業界に行くことが正しいかは、人によって全然違いますからね。
- 転職に成功する方や失敗する方の特徴を教えてください
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転職の考え方や行動に偏りをもっている方ほど、失敗される傾向にあるかと思いますね。転職の答えは1つじゃないですよね。『転職の目的はこうだ!とか、自分の考えはこうだ!』というところに振り切ってしまわれる方は、失敗してしまう、または、長引いてしまうという傾向にあります。
自分がこうなりたいというプランを考えたうえで、いろんな軸がたくさんあると思いますが、そこを幅広く考えて、転職活動をされている方は成功しています。

- ・相談ベースで訪れる求職者が多い
- ・考えた方や行動に偏りがある人は転職に失敗しやすい
- ・幅広い視野をもつことが、転職成功につながる
【サポート体制と実績】離職後の転職活動でも納得いく説明ができれば問題ない
- 担当される方で、受けていただく企業の数はどれぐらいですか?
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時期とその方の経験によりますね。現職の方は7社から10社ぐらいを受けてもらっています。
- 登録されてから転職活動が終わる期間はどのくらいですか?
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最短は3日で、最長が2年というケースがあります。一概にどのくらいの期間、とは言えませんね。
3日間で転職が決定した求職者の方の場合は。当人がいいなと思った求人があり、応募したら面接となり社長が『是非に』と。すんなりと内定しました。離職中の方でしたので、スケジュール調整がしやすかったのも転職活動期間が短かった理由だと思います。 - 転職活動期間は、在職中か離職後では違ってきますか?
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やはり多少異なってきますね。在職中の方の場合は仕事帰りじゃないと時間がない方が多く、となると動ける時間に限りが出来てしまいます。そのため、転職活動期間が少し長引いてしまうこともあります。離職中の方だと、時間の制限があまりない方が多いため、1日に3社の面接を受けられる方もいます。
- 離職後から転職活動を始め、期間が延びてしまうと、どんどん転職しづらくなってしまうということはありますか?
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あります。その期間に仕事をしていないわけですから、何かしらの理由を求められることになります。しかし離職期間が長いから悪いというわけではなく、ご両親の介護であったり、ご自身が勉強をしていたなどの理由があれば納得していただけますね。

- ・求職者が受ける企業の平均は7~10社
- ・転職活動期間の最短は3日、最長は2年
- ・離職後でもしっかりとした理由があれば採否に影響はない
【転職エージェント】山浦さんのサポート歴や強み
- 山浦さんの勤務歴を教えてください
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営業担当もしていたので、それも含めると5年ぐらいですね。type転職エージェントでは、長く勤めているアドバイザーが多いので、中堅といえば中堅です。
- 担当される年代は決まっていらっしゃいますか?
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ありません。20代から、上の方だと50代の方まで担当をします。
- キャリアアドバイザーになられて、どのくらいの方を担当されましたか?また、現在担当されている方は、何人ぐらいでしょうか?
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月にだいたい、30人ぐらいの方とお会いします。1000人は超えていますね。1日に1人だけではなく、土曜日だと5人と面談することもあります。
現在転職活動されている方は、大体40人から60人ぐらいです。新しい求人が出たときに連絡をお送りしている方や、長期で転職活動をされている方を、合わせると100人ぐらいです。
- アドバイスをされていて、内定や採用が決まった人の数はどのくらいでしょうか?
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内定獲得をされた方は100人ぐらいです。
- 職種は、技術系や営業系などでわかれていますか?
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僕は技術系担当です。作るものの分野でエンジニア・クリエイター・WEBの方のお手伝いをしています。もともと、エンジニア出身なので。
- 山浦さん自体エンジニア経験者ということは、現場で働いている人の気持ちがよく理解できそうですね
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はい、エンジニア時代は夜中の3時に呼び出されて、真冬の夜にオートバイで1時間ぐらいかけて会社に行ったことがあります。(笑)
そういう点も含めて、理解できる部分があるかな、と思っています。従業員の立場では納得いかないこともありますし、面白くない仕事もあります。それらを経験しているかどうかという点は、他のエージェントとは違うかなと思います。
- 面談をするときに、心かげていることなどありますか?
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『何で辞めたいの?』ということを聞くことにしています。今の会社に不満がないと辞めようとは思わないですし、そもそも僕に会いに来ないはずですよね。何か不満があって、それは、会社に対しての不満なのか?成長したいという思いからなのか?をハッキリとお伺いするようにしています。
これが起点になって、何がしたいのか?何を成し遂げたいのか?が出てきますので、そこのところを細かくお聞きするようにしています。それと、求人をご紹介するときには、何ができるのか?などの強みをお聞きしています。
- 求職者の方を知るためには、履歴書や職務経歴書を重視することが大切だと思いますか?
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私の場合は、ご本人から直接話を聞くことが大切だと思っています。文章に書いてあることだけが事実とは限らないので...。
例えば、ご本人の肩書にリーダーの役職がついていなくても、リーダーのような仕事をしていたら、周りからするとリーダーと言えますよね。だったら、そこをアピールしましょうよと。ご本人は気づいていないか、出してはいけないんじゃないかと思われているようですが、『そこはむしろアピールするべき』というところが結構あったりもします。 - キャリアアドバイザーをされていて、山浦さんが強みとしてされているところを教えて下さい
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私自身エンジニア出身なので、システム障害が起きたときのプレッシャーや、そんな中でお客様に怒られながらバグのチェックをするといった経験をしています。そこが私の中の一番の強みですね。
技術要素がわかることもそうですが、なによりも自分の経験から求職者さんが伝えようとしていることを理解することができます。また、人材紹介会社に入社後に企業担当をしていたので、企業が何を考えているのか、どういう人材を求めているかを把握しているので、自分としても提案をしていきたい、というところがありますね。
type転職エージェントを取材して感じたこと
IT業界に強いtype転職エージェントで、転職エージェントをされている山浦さんに転職に関する質問をさせていただきました。
type転職エージェントでは、転職サポートをチームで取り組まれていて、企業担当・転職者の担当・エンジニア・営業担当と、それぞれ得意な分野を振り分けて仕事をされているとのことでした。
転職活動が成功する人の特徴は『1つの考えにこだわり過ぎないこと』が必要と教えてくださいました。転職期間が長引いてしまう人や失敗してしまう人は、やりがいや年収などの転職理由を気にし過ぎて知らず知らずのうちに、視野が狭まってしまうのかもしれません。
第三者からの意見を聞くことによって、自分の今の姿や将来図を考え直すことが出来るのだと思います。そういった点も含めて、改めて転職のプロ・転職エージェントに相談をすることはとても有意義なものなのだと感じました。
type転職エージェント山浦さんからのメッセージ
転職ってわからないことだらけだと思うんですよね。
特に、新卒で初めて転職活動をする方は、そもそもどういう格好で行けばいいのか、自分の経験や経歴を説明したらいいのか、Webや本にある転職活動マニュアルのようなものくらいにしか、わからなかったりしますよね。そういった『わからないこと』を聞いてほしいと思います。
話していただければ、その方が考えていることや、悩んでいることを明白にして答えも出す手助けをすることもできますし、求人情報のご紹介もできますので。まずはご相談いただきたいです!
type転職エージェントの事業所の様子

(東京の本社ビル)

(入り口)
東京メトロ丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」より徒歩1分の赤坂ロングビーチビル9階にtype転職エージェントの本社があります。
今回取材に伺ったtype転職エージェントの所在地
住所 〒107-0052 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル 9F

(実際に使われる面談ブース)

(明るい廊下)
シンプルで圧迫感のない空間です