女性におすすめの転職エージェント会社と選び方をまとめました

女性の転職の悩み

結婚・出産によるライフステージの変化、配偶者の異動・転勤に伴う環境変化、ワークライフバランスを意識した働き方、一方で男性と同等以上のキャリアを目指したい。

このような女性ならではの仕事にまつわる悩みを、多くの方が抱えていらっしゃると思います。現役の転職エージェントとして、20代~40代後半までの女性の転職支援をさせていただく中で考える、『女性の転職事情』『女性が転職エージェント上手に利用する方法』をご紹介していきます。キーワードは「早めの判断と広い視野」です。

女性におすすめの転職エージェント会社は?まずは大手

現在は、どの大手転職エージェントも「女性の転職支援」に力をいれており、女性に特化した情報提供やサイト構築をされています。大手転職エージェントであれば、豊富に女性に特化した求人情報を持ちノウハウもあるため、まずは大手転職エージェントに登録して相談をされることをお勧めします

並行して、株式会社リブのような女性の働き方支援に特化しつつ、自社自体も多様な働き方を導入している企業に相談をされると、よりユニークな求人を得ることができるでしょう。

女性におすすめの転職エージェント会社ランキング

女性におすすめの転職エージェントをランキング形式でご紹介します。当サイトでは、実際に転職活動をした方に、転職エージェントを活用したリアルな体験談を集めています。 今回は、女性の口コミだけを集計したものをまとめました。

ランキング1位 ⇒ アデコ


アデコのロゴ
総合評価 4.07 公開数/求人合計 13.0千/6.6万件

<特徴> 60か国・5500の拠点がある世界最大の人材紹介会社。国内に160カ所の拠点があり若手からミドル層の専門職求人に力をいれています。派遣・パートのサポートの繋がりから他社にない独自の求人があります。派遣専用ですが、ファッション・コスメ関係の求人情報をまとめているWebサイトを設けています。⇒アデコの評判をみる


ランキング2位⇒ JACリクルートメント


総合評価 3.93 公開数/求人合計 3.0千/2.4万件

<特徴> 海外9カ所に拠点があり外資系と、海外拠点の企業求人が豊富です。専門職、管理職など30代以降のミドルからハイクラスの求人も揃えている、業界第3位の大手です。複数の転職エージェントが求人を紹介します。女性に特化しているわけではありませんが、サポートの手厚さに定評があります。 ⇒JACリクルートメントの評判をみる


ランキング3位 ⇒ リクルートエージェント


総合評価 3.92 公開数/求人合計 17.0千/12.0万件

<特徴> 5万件以上の求人をもつ国内最大手。職種・地方カバー率がダントツで高いです。サポート期間が3か月限定なので短期間に集中して取り組みたい方に向いています。⇒リクルートエージェントの評判をみる


ランキング4位⇒ DODA


総合評価 3.86 公開数/求人合計 2.4万/10.1万件

<特徴> 全国に12万件以上の求人があり全職種に対応している最大手の大手人材紹介会社です。エージェントの指摘を受けて書類の通過率、面接の通過率が上がったという声も多く、履歴書や職務経歴書の作成に自信がない方はおすすめです。 ⇒DODAの評判をみる

ここがポイント
  • ・女性向けの求人を探すなら転職エージェントは大手をおさえる

転職エージェントを活用するときに知っておいた方がよいこと│市場価値を知り「企業に貢献する」意識を持つ

転職エージェントを利用する際、知っておくべきことは3点あります。

  • ① 自分の客観的な市場価値をみてもらう
  • ② 転職活動において「自分がいかに企業に貢献できるかが重要」という前提意識を持つ
  • ③ ①の意識を持った上で、女性が働きやすい業界・業種はどこか、自分が描くキャリアパスに最も合致する業界・業種・職種は何かといった観点で相談する
この3点を意識することをお勧めします。

時代が進むとともに、女性がライフステージの変化を経ても、働きやすい環境になってきていることは間違いありません。ただ、それらは部分的です。過度な期待は抱かれずに、転職エージェントを利用することが大前提の認識といえます。

企業にとって経営目標を達成するための課題解決の1つ=中途採用であるという前提があります。そこから考えると、業績貢献ができるかどうかという面が重要となります。「女性だから何か優遇される募集があるのでは?」や「子育てにすごく配慮された働き方ができる企業がある」というものは、あればラッキーくらいでいましょう。

その前提で、女性のライフステージの変化に対応できる環境はないか、女性がより平等に評価される業界はどこなのか、キャリアパスに合致する業界・職種は何か、を転職エージェントに相談されると良いでしょう

ご自身の市場価値や立ち位置を客観的に把握し、また判断(転職するかしないか、どの業界業種をターゲットとするか等)に必要な客観情報を得ることができれば、あとは目標設定をして行動あるのみ、です。

ここがポイント
  • ・企業に貢献する意識を持つ
  • ・キャリアパスに最も合致する業界・職種を転職エージェントに相談する
  • ・転職エージェントには自分の市場価値を教えてもらう

20代の女性の転職について

20代の女性の方は、転職のハードルは30代以降と比べて低いです。将来を見据え、現在どのようなことを考えて働くべきなのかをまとめましょう。

30代40代になると転職の難易度が飛躍的に上がります。ですので、転職しやすい20代のうちにキャリアアップ派に行くのか、ワークライフバランス派に行くのか、ある程度キャリアの方向性を定めておいた方がよいです。

当然ですが、行きたい方向を決めるだけではいけません。行きたい方向に行くために20代で実績を作ったり資格を取ったりしましょう。よりスムーズなキャリア形成が可能になります。 

30代・40代の女性の転職について

30代40代の女性は20代と比較すると転職しにくいです。キャリアアップの転職を目指す方は、叶えたい条件に優先順位をつけることが重要です。転職しづらい状況で、すべての希望を叶えるのは厳しいからです。

ただ諦める必要はなく、中長期的な視点で考えて、今は叶わなくても、これから約30年続く仕事の中で経験を積み、希望を叶えられる土壌を作っていきます。その環境で働くためにも、まずは優先順位を考え、転職に成功することが必要です。

将来的に正社員を希望する場合、派遣とパートは避ける

将来的に正社員での就業を希望される場合は、極力、派遣社員やパートという雇用形態を避けることをお勧めします

理由としては、正社員・契約社員という雇用形態と、派遣社員・パートという雇用形態の間に埋めがたい評価の壁があるからです。

どういうことかというと、「派遣社員・パートで働いているということ=仕事を中心に据えない人やスキルアップをしない人」と企業側からみなされ、その後の正社員や契約社員への転職を希望された際に書類で不利になるという現実があります。

もちろん、目的が明確で「派遣の実務でExcel上級レベルのスキルを得ながら、同時並行で転職活動を行う」という形や、「秘書検定1級を持っているが実務経験がないので、上場企業での秘書経験を派遣社員として1年は積んでから転職をする」というような形であれば正社員への転職可能性は広がりますので、派遣社員の「その先」を意識した行動が重要となります。

転職や復帰のしやすさは職種によって異なる

転職や復帰のしやすさについて、職種によって非常に大きな違いがあります

例えば、看護師・介護士といった企業の採用ニーズが高い仕事はもちろん、社労士、弁護士、会計士、税理士といった専門性が高い職種や、経理・法務・人事等の管理部門系の仕事は転職や復帰が比較的容易です。

一方で、一般事務職ですと、代替が利くため(派遣社員や新卒採用)、転職や復帰は企業側の目線からは厳しくなります。

営業職も、ご本人側の許容範囲が広い(例えば育児は実家の親が面倒を見てくれるので、時間は気にせず働ける等)場合は転職や復帰は容易ですが、そうではないと(例:保育園のお迎えの時間が18時なので、17時には仕事を終えていないといけない)現実的に厳しいです。

ここがポイント
  • ・正社員希望の場合、目的のない派遣社員やパートの雇用形態は避ける
  • ・転職しやすい職種は ①採用ニーズの高い仕事 ②専門性の高い仕事
  • ・営業職の場合は、転職希望者サイドの許容範囲が広いと採用されやすい

人材紹介会社に登録して転職活動をしているタイミングでの結婚、入籍│転職活動への影響は基本的にないが、中長期的に働けることをアピール

「転職活動中だから、結婚を遅らせよう」等をされる必要は基本的にありません。 実際に転職活動をされているタイミングで、結婚をされる、入籍をされるという方はたくさんいらっしゃいます。

一方で、いまだに「既婚者は書類選考NG」とする時代錯誤感タップリの会社も存在します(そういった会社に入社しても息苦しいだけなので、最初から選択肢に入らないという意味でよいかもしれませんが)。

実は、大手企業や金融機関等の著名企業が「既婚はNG」とするケースが多くあります。背景として年功序列的な要素が残っている中で、年配の上位管理職が古い思考から切り替え切れていないという部分が強いのでしょう。

一方で、ベンチャー企業は福利厚生面では大手企業に劣るものの、既婚だからNGという考え方はほぼありません。男女ともにフラットに受け入れる風土があるので、「大企業のほうが女性に優しい」という世間一般的な見られ方とは異なります。

しかし、結婚や入籍が転職活動に与える影響は一部あるので、その影響を最大限少なくする動きが必要になります。

結論から言うと「中長期に継続就業できます」ということを書面や面接で伝えることが重要になります。

理由は、採用企業側の第一の関心が「この人が辞めずに、中長期的に働いてくれて自社業績に貢献してくれるかどうか」になるので、そのハードルを何とか越える必要があるからです。

長く働ける環境であることや働く意思を明確に伝えないと、企業側は懸念を持ったまま「他応募者との比較でお見送り(内実は、結婚出産に伴う短期離職の懸念だが、公には言えない)」となる可能性があります。

昨今、企業側もこのような事象においては面接でも質問をできない傾向にあるので、ご自身から開示していく姿勢が評価されます。企業側の懸念払しょくとなり、転職成功につながると考えられます。

書類審査、企業面接で女性が気を付けることは?│福利厚生などは転職エージェント経由で質問する

30代での転職成功事例

女性の転職希望者の方が多く気にされることであり、それが理由でお見送りとなる事柄に「制度や福利厚生面に質問が集中する」というものがあります。

  • ・産休、育休の実績は何名いて、割合は何%でしょうか?
  • ・時短で働かれている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。またその方々の業務はフルタイムの方の何割くらいなのでしょうか?
  • ・平均残業時間は何時間でしょうか。
といったことを気にされる女性が多いです。気にされてもっともなのですが、企業側の立場からするとこういった質問ばかりする人は、

「別に当社でなくても、制度が整っていたらどの会社でもいい人。仮に入ってきても、仕事ができるかわからない人にいきなり時短勤務でOKとは言えない」

という見られ方となり、仮に優秀な実績を出している方でもほぼお見送りとなってしまいます。 面接で福利厚生や制度の質問をしすぎると評価を下げるため、転職エージェント経由で質問をすることや、(判断のボールが自分サイドにある)内定を獲得後に節度をわきまえて質問をされるということがポイントです。

ここがポイント
  • ・転職活動中に結婚を遅らせる必要はない
  • ・既婚者NGは、古い体質の大手企業に多くある
  • ・企業は中長期で働けるか見ているので、長く働けることを自らアピールすると好印象
  • ・条件面を聞きすぎると心証を悪くするので、制度や福利厚生の質問は転職エージェントを通すか、内定後にする

転職エージェントを活用した転職成功事例│20代営業職の転職をサポート

転職成功事例

女性の方が転職エージェントを利用してどのように転職成功しているのか、筆者が担当した方の事例をご紹介します。

  • ●担当した方:大手生命保険会社の営業職、20代半ば女性
  • ●転職理由:ノルマ重視の営業ではない仕事をしたい。
  • ●転職活動:営業以外の管理部門・事務系職種を多数応募。人事、総務、秘書等。職種が異なるため、最初の1か月は選考が進まず苦戦する。 しかし、年度末までに絶対に転職するという覚悟が強く、2度の最終面接落ちを乗り越えて、総合商社グループの教育研修会社の営業サポート職に転職。
  • ●転職後の満足度:世の中的には認知度が低い会社ですが、求めていた職種変更、商社バックの安定感、人材の質、就業環境が非常に良好ということで非常に満足いただけております。

まとめ

全体を通して言えることですが、企業目線を忘れる傾向があるので意識しましょう。企業としては業績を上げなければいけません。そして採用するのは企業です。繰り返しになりますが、いかに企業に貢献できるのかが重要です。

そして、何社かおすすめの転職エージェント会社をご紹介しました。転職エージェントは、どのようなスキルや経験がどの業界・業種で役立つのか熟知しています。転職求人サイトで応募するだけでは気付けない部分に気付き、活路を見出してくれます。

他にも、無料で書類添削や模擬面接もしてくれますし、求人には載っていない企業情報を持っています。うまく活用すれば、よりよいキャリア、ワークライフバランスを築けます。積極的に利用してください。